辰砂 Cinnabar Cin
HgS;三方晶系
IMAステータス:"Grandfathered" (IMAが設立された1958年より前に発見された有効な種)
鉱物名:
模式地:-
模式標本:-
原記載:
北海道北見市 イトムカ鉱山 (Itomuka mine, Kitami, Hokkaido).FOV ~55 mm.
いわゆる芋辰砂.
大阪府南河内郡千早赤阪村 千早鉱山 (Chihaya mine, Chihayaakasaka, Osaka Prefecture).FOV ~100 mm.
奈良県宇陀市 神生水銀鉱山 (Kamio mine, Uda, Nara Prefecture).FOV ~1.4 mm.
奈良県宇陀市 大和水銀鉱山 (Yamato-Suigin mine, Uda, Nara Prefecture).FOV ~65 mm.
切断研磨片.
文献
- 岸本文男 (1953) 奈良縣大和水銀鉱山鉱床調査報告.地質調査所月報,4,9-14.
- 岸本文男 (1962) 奈良県神生水銀鉱山の鉱床について.地質調査所月報,13(3),45-64.
- 北田正弘,高橋平七郎,桐野文良,建石 徹 (2020) 旧大和水銀鉱山産の辰砂鉱石の微細構造.日本金属学会誌,84,352-359.https://doi.org/10.2320/jinstmet.J2020030
- 村井一郎 (1931) 大和水銀鑛山.日本鑛業會誌,47,1163-1175.https://doi.org/10.11508/shigentosozai1885.47.1163
- 塚田文男,及川 貢,大西 淳 (1960) 大和水銀鉱山の鉱床について.鉱山地質,10,1-7.https://doi.org/10.11456/shigenchishitsu1951.10.1
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